【まさ行く】〜自分に期待する~
リオオリンピックが終わり、
(今度は9月7日からパラリンピックが始まります!)
あらためて今、思うことがあります。
吉田沙保里選手の決勝での闘いの後、
私はこのフェイスブックに気持ちを書きました。
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吉田沙保里選手
どんな結果であろうと、
闘うことを選び、今日まであえて茨の道を進み、
最後の最後まで諦めなかったあなたのことを、
私達は誇りに思います。
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もちろん勝負ですから勝ち負けも大事です。
でも我武者羅應援團が応援したいのは、
あえて厳しい道へ挑むと決めた、
吉田選手の覚悟です。
吉田選手はリオオリンピックに出る理由を、
こう話していました。
「自分はもっと強くなれると思ったから」
今回、日本中が吉田選手に期待をしました。
でも誰もよりも吉田選手に期待をしたのは、
彼女自身だったと思うのです。
そして誰かの期待に応えるよりも、
自分の期待に応えることの方が、
はるかに大変です。
だって自分は自分こと全部見てますから。
弱い心や逃げたくなる気持ちも、
誰よりも分かってしまいますから。
それでも吉田選手は、
自分と闘うことを選びました。
どれだけ険しい道でも、
諦めずに進み続けました。
その生き方を、
私は美しいと感じたのです。
そして今、思います。
吉田選手を応援すると言っておきながら、
応援されていたのは自分達だったのだと。
吉田選手が諦めずに闘い続ける姿から、
もっと自分に期待していいんだ。
もっと自分を信じていいんだ。
そんなエールをもらいました。
最後まで自分を信じた先にこそ、
結果よりも大切な、
自分の命が輝く瞬間があるのだから。
我武者羅應援團 総監督 武藤正幸
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