【まさゆ記】 ~欲と志 なぜあの人ばかり応援されるのか4~
旅行に行きたい。
ギターを習いたい。
お金を稼ぎたい。
何かをやりたいと思う気持ちを、
「欲」と呼ぶ。
欲というと、あまり良いイメージはないかもしれない。
でも、何かを欲するということは、
そのくらい自分の心が動いていることだから、
むしろ誇っていいと僕は思う。
でも欲だけで、
周りに応援されるようになるのは難しい。
そんな人が応援されるようになるための、
とっておきの質問がある。
「それをやって、どんな人になりたいか?」
この質問を自分に投げかけるだけで、
「欲」で止まっていた世界が、
急に動き始めるのだ。
「旅行に行くことで、日本と海外をつなぐ人になりたい」
「ギターを習うことで、
人を笑顔にできるようなミュージシャンになりたい」
「お金を稼ぐことで、
子どもがやりたいことに挑戦できる環境を作りたい」
こうなると、先ほどの欲とは違い、
周りの人は応援したくなる。
なぜなら、そこに「想い」が見えてくるから。
周りの人はその行為自体を応援したいのではなく、
どんな気持ちでそれをやるのかという、
「想い」を応援したいのだ。
そして、
こんな人になりたいと想うその気持ちを
「志」と呼ぶ。
もちろん、最初はみんな欲から出発する。
でもその「欲」を「志」まで昇華できるかは、
自分次第。
「それをやって、どんな人になりたいか?」
そう自らに問い続けた者が
欲の向こう側にある「志」にたどり着ける。
応援される人は、皆 「志」を持っている。
我武者羅應援團 総監督 武藤正幸
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