出発
新しい人生を出発する日
背負ったリュックに、
荷物以上の、ずしりとした重さを感じる。
その重さの正体は、不安だ。
これからどんな日々が待っているのか?
自分の力は通用するのか?
周りとうまくやっていけるのか?
準備は十分か?
やり残したものはないか?
本当にこの選択でよかったのか?
どうしてもこの道に進みたいのか?
考えれば考えるほど、
感じれば感じるほど、
その不安は重みを増し、背中にのしかかる。
一歩を踏み出すのを、ためらうくらいの重さだ。
でも、それでいい。
むしろ、それがいい。
不安が大きいなら、
踏み出すことがすごく怖いなら、
それでも、
勇気を出して一歩前に進んだこの日を、
絶対に忘れないはずだから。
そして、
泣きながら出発した自分を、
一生誇りに思うはずだ。
我武者羅應援團 総監督 武藤正幸
筆文字 ガムシャラの母 武藤純子
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