「これ書いてみたんだけど」
母が嬉しそうに半紙を差し出した。
そこには、以前「まさゆ記」で書いた僕の言葉が
筆文字で書かれていた。
母は毎回「まさゆ記」を読んでくれているようで、
その中から自分が気に入った言葉を
書にしてくれたのだ。
その文字を見ていると、
心の奥の方がじーんと熱くなった。
母がいいと思ったことを
自分なりの表現で、一生懸命伝えてくれた。
その気持ちが嬉しかったし、
何より、応援されていると感じた。
応援は形でもテクニックでもない。
自分の気持ちを伝えること。
それがもう、応援なんだ。
我武者羅應援團 総監督 武藤正幸
(ことば 武藤正幸 筆文字 武藤純子)
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