【まさゆ記】 ~楽をするために~
2014年をどのような1年にしていくか、
想いを巡らせている中で、
僕が思い出す言葉がある。
教師をやっている友人の言葉だ。
「教師の仕事は、はっきり言って楽じゃないよ・・・」
僕は彼が弱音をはくようなタイプじゃないことを知っている。
だから現場は、僕が想像している以上に大変なのだろう。
そして、何かに耐えているような沈黙の後、
彼はこう続けた。
「でもさ、俺は楽をするために教師になったわけじゃないからな」
楽をするために教師になったわけじゃない・・・
彼の言葉の根っこにある、決意。
それを人は『初心』と呼ぶ。
自分はどうだろうか?
そこでハッとした。
経験を重ね、慣れてきて、
いつの間にか楽な方に
流されてしまいそうになっている自分がいた。
自分で選んだ道なのに
自分で決めた人生なのに・・・
だから僕は自分に言い聞かせる。
楽をするために
我武者羅應援團をやり始めたわけじゃない。
楽をするために
生きているわけじゃない。
だからこの先、
高い壁が目の前に立ちはだかっても、
「望むところだ」
そう胸をはって進もう。
2014年のはじまりに
そんなことを想った。
我武者羅應援團 総監督 武藤正幸
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