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2006/07/18

死に物狂いの先にあるもの

僕は2000年の2月から4月までの3ヶ月間
メキシコの荒野でアウトドアのトレーニングを
アメリカ人14人に混じって受けていた。

そのトレーニングは過酷なもので
人里離れたメキシコの山や海を、
徒歩やヨットやカヤックによって移動し
生活をするというもの

毎日カンカンに照る太陽の下
30kg以上の荷物を背負いながら歩き
船酔いしながらヨットに帆を張った

脱水症状でフラフラになったし
転倒して指を大きく切ったし
背中の荷物が重すぎて内臓で出血がおこったし
不注意から仲間に火傷をさせてしまったし
本当に大変だった

そして、体力的だけでなく人間関係も大変だった
アメリカ人の中に一人の日本人だったので
文化的に入っていけない部分があり
精神的にきつかった

表面的な部分で話をあわせられても
深い部分で通じていなかったり
その時の僕は今よりもとがっていたので(笑)
自分の意見をオブラートにつつまずに
言っていた。
だからたびたび孤立を感じた。

そんな僕は
そこで体力的にも精神的にも生き残るのに必死だった。

文化的になじめないのであれば
アウトドアの技術で認められようと思い
それこそ死に物狂いでアウトドアの
技術習得に精を出した

人よりも多くの時間、地図とコンパスとにらめっこし
ヨット上でも積極的に仕事を買って出た。
カヤックでひっくり返って戻ってくる練習も
人の10倍近くやった。

そんなこんなで
やりぬいた必死の3ヶ月
すべてがうまくいったわけではなかった

仲間と喧嘩をたくさんした
仲間から孤立もした

3ヶ月すべてが
終わった時に
安堵感 達成感 悔しい気持ち 嬉しい気持ち
終ってしまって淋しい気持ち
すべてが入り混じって
涙がとまらなかった

今となっては
死に物狂いで習得したアウトドアスキルの
半分も覚えていない

それなのに
死に物狂いで必死にやったその気持ちは
鮮明に覚えていて、今でも僕に力をくれる

死に物狂いの先にあるもの
そこにはきっと何もない
そしてそこにはすべてがある

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コメント

熱い話をありがとうございます!
そのときの話を聴いてみたいなぁって思っていたので♪

正直、私はそこまで死に物狂いになって何かに取り組んだことがないかもしれません。

でも、そろそろそういう時期にはいってもいいのかな・・・なんて思ったりします。

むっちょりが体で感じたやり終えたときの感動を私も感じてみたい!!!!
と思うのです。

また、今度ゆっくりその話聴かせてください~!

投稿: もっぴ | 2006/07/20 07:34

もっぴ
コメントありがとう!
僕はかなりこの話に思い入れがあるから
話し出すと止まらなくなるよ(笑)

死に物狂いになるためのスイッチが
心のどこかにあるんだけれど
さがすの大変なんだよね(笑)

投稿: むっちょり | 2006/07/20 12:55

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